今すぐ試せる！フィッシング詐欺対策3ステップ
1. メールの送信者アドレスを必ず確認する
2. リンクをクリックする前に、マウスオーバーでURLを確認する
3. 不審な添付ファイルは絶対に開かない
これらの対策を習慣づけるだけで、フィッシング詐欺のリスクを大幅に減らすことができます。では、さらに詳しく見ていきましょう。
1. 送信者の正当性を疑う習慣をつける
フィッシング詐欺の最大の特徴は、信頼できる組織や人物になりすますことです。セキュリティ対策の第一歩は、受信したメールの送信者が本当に正当なものかどうかを疑う習慣をつけることです。
具体的には：
• メールアドレスのドメイン（@以降の部分）が正しいか確認する
• 普段とは異なる言い回しや、急かすような内容に注意する
• 公式サイトに直接アクセスして、そのようなメールが本当に送られているか確認する
これらの習慣を身につけることで、多くのフィッシング詐欺を見破ることができます。
2. URLを慎重に確認する
フィッシャー（フィッシング詐欺を行う人）は、本物そっくりの偽サイトを作成し、ユーザーを騙してログイン情報などを入力させようとします。このリスクを回避するためのセキュリティ対策として、以下の点に注意しましょう：
• リンクをクリックする前に、マウスカーソルを合わせてURLを確認する
• URLが「https」で始まっているか確認する（ただし、これだけでは安全とは言えません）
• URLのスペルミスや、通常とは異なるドメインに注意する
特に、銀行やクレジットカード会社からのメールと思われるものには細心の注意を払いましょう。不安な場合は、公式サイトに直接アクセスするか、公式の問い合わせ窓口に確認することをおすすめします。
3. 添付ファイルの取り扱いに注意する
フィッシング詐欺の中でも特に危険なのが、マルウェア（悪意のあるソフトウェア）を含む添付ファイルです。これらのファイルを開くと、コンピューターがウイルスに感染したり、個人情報が盗まれたりする可能性があります。
セキュリティ対策として、以下の点に注意しましょう：
• 予期せぬ送信者からの添付ファイルは開かない
• ファイル拡張子（.doc, .pdf など）が偽装されていないか確認する
• 添付ファイルを開く前に、必ずウイルススキャンを行う
また、OSやセキュリティソフトを最新の状態に保つことも重要なセキュリティ対策の一つです。自動アップデートを有効にしておくと、新たな脅威に対する防御を常に最新の状態に保つことができます。
フィッシング詐欺の手口は日々進化していますが、これらの基本的なセキュリティ対策を実践することで、多くのリスクを回避することができます。常に警戒心を持ち、少しでも疑わしいと感じたら、すぐに行動を止めて確認する習慣をつけましょう。
セキュリティ対策は、一人一人の意識と行動が重要です。この記事で紹介した方法を日常的に実践し、安全なオンライン生活を送りましょう。
