人的対策

フィッシング詐欺から身を守る!今すぐ実践できる3つの効果的対策

今すぐできるフィッシング対策:不審なメールを開かない、URLを確認する、二要素認証を設定する

1. 従業員教育:フィッシングの認識と対応力を高める

フィッシング攻撃から組織を守る最も効果的なセキュリティ対策は、従業員の意識向上です。定期的なトレーニングを通じて、以下のポイントを従業員に徹底させましょう:

・不審なメールの特徴を理解する:差出人のアドレスが不自然、文面に urgency(緊急性)を煽る表現がある、添付ファイルやリンクを開くよう促すなど

・メールに記載されたリンクは、クリックする前に必ずURLを確認する

・個人情報や機密情報を安易にメールで送信しない

・不明な点があれば、すぐに上司やIT部門に相談する

実践的な対策として、模擬フィッシングメールを定期的に送信し、従業員の対応をチェックすることも効果的です。この「演習」を通じて、従業員の危機対応能力を高めることができます。

2. 技術的対策:多層防御でフィッシング攻撃をブロック

従業員教育と並行して、以下のような技術的なセキュリティ対策も重要です:

・スパムフィルターの導入:不審なメールを自動的に検知し、隔離する

・ウェブフィルタリング:フィッシングサイトへのアクセスをブロックする

・二要素認証(2FA)の導入:パスワードだけでなく、スマートフォンのアプリや指紋認証など、別の要素を組み合わせて本人確認を行う

・エンドポイントセキュリティ:従業員が使用するPCやスマートフォンにセキュリティソフトを導入し、マルウェア(悪意のあるソフトウェア)の侵入を防ぐ

・ネットワークセグメンテーション:社内ネットワークを分割し、万が一フィッシング攻撃が成功しても、被害を最小限に抑える

これらの対策を組み合わせることで、フィッシング攻撃に対する多層防御を構築できます。

3. インシデント対応計画:被害を最小限に抑える体制づくり

どれだけ対策を講じても、フィッシング攻撃のリスクを完全になくすことはできません。そのため、攻撃を受けた際の対応計画を事前に策定しておくことが重要です:

・インシデント対応チームの編成:IT部門、法務部門、広報部門など、各部署の担当者を決めておく

・連絡体制の確立:攻撃を検知した際の報告ルートを明確にする

・初動対応の手順化:被害拡大を防ぐための緊急措置(パスワード変更、アカウントロックなど)をマニュアル化する

・復旧プロセスの策定:システムやデータの復旧手順を事前に決めておく

・事後分析と改善:インシデントの原因を分析し、再発防止策を講じる

定期的に模擬訓練を実施し、インシデント対応計画の実効性を確認することも大切です。

フィッシング対策は、技術と人、そして組織の総合力が試されます。従業員の意識向上、技術的対策の導入、そしてインシデント対応計画の策定を通じて、組織全体のセキュリティレベルを高めていくことが重要です。日々進化するフィッシング攻撃に対抗するため、常に最新の情報をキャッチアップし、対策を更新し続けることを忘れずに。

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