すぐに試せる!生成AIプロンプト例
「Python で、ユーザーからの入力を安全に処理し、SQLインジェクション攻撃を防ぐ関数を作成してください。コードにはコメントを付けて、各部分の説明を加えてください。」
セキュアなコード生成のためのAIガイドライン:3つの重要ポイント
1. 入力の検証と無害化
生成AIの使い方として、セキュアなコードを書く際に最も重要なのが入力の処理です。ユーザーからの入力は常に疑わしいものとして扱い、適切に検証し無害化する必要があります。
例えば、SQLインジェクション攻撃(悪意のあるSQLコードを挿入して、データベースを不正に操作する攻撃)を防ぐために、以下のようなプロンプトを使用できます:
「ユーザー入力をデータベースに保存する前に、特殊文字をエスケープし、SQLインジェクションを防ぐPython関数を作成してください。関数の使用例も示してください。」
このようなプロンプトを使うことで、生成AIは入力の安全な処理方法を提案してくれます。生成されたコードを確認し、必要に応じて調整することで、より安全なアプリケーションを作成できます。
2. 適切な認証と認可
セキュアなアプリケーションを作るには、ユーザーの認証(本人確認)と認可(権限の確認)が欠かせません。生成AIの使い方として、安全な認証システムの実装方法を尋ねることができます。
例えば、以下のようなプロンプトが有効です:
「Flask(Pythonのウェブフレームワーク)を使用して、安全なパスワードハッシュ化とユーザー認証システムを実装する方法を説明してください。bcryptライブラリの使用例も含めてください。」
このプロンプトを使うことで、生成AIは最新のセキュリティプラクティスに基づいた認証システムの実装方法を提案してくれます。パスワードの安全な保存方法や、セッション管理の基本なども学べるでしょう。
3. エラー処理とログ記録
セキュアなコードを書く上で、適切なエラー処理とログ記録は非常に重要です。エラーメッセージに機密情報を含めないこと、そしてセキュリティ関連のイベントを適切にログに記録することが求められます。
生成AIの使い方として、以下のようなプロンプトが役立ちます:
「Pythonで、セキュリティ関連のイベントを安全にログに記録する関数を作成してください。個人情報や機密データを含まないよう注意し、ログローテーション(古いログファイルを自動的に管理する仕組み)も考慮してください。」
このプロンプトを使うことで、生成AIはセキュリティを考慮したログ記録システムの実装方法を提案してくれます。これにより、問題が発生した際の調査や、セキュリティ監査の際に役立つログを適切に記録できるようになります。
生成AIの使い方を学ぶ際、これらのポイントを押さえることで、より安全で信頼性の高いアプリケーションを開発する能力を身につけることができます。プロンプトを工夫し、生成されたコードを批判的に評価することで、AIの力を最大限に活用しつつ、セキュリティの専門知識も深められるでしょう。
セキュアなコード生成のためのAIガイドラインを実践することで、開発者はより安全なソフトウェアを効率的に作成できるようになります。生成AIは強力なツールですが、それを使いこなすのは人間の責任です。セキュリティの基本を理解し、AIの提案を適切に評価・適用することで、より良いソフトウェア開発が可能になるのです。