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Excelマスターへの近道:WORKDAY・DATEDIF関数で業務効率を劇的アップ!

Excel中級者が知るべきWORKDAY、DATEDIF関数の応用テクニック

Excelを使いこなしてもっと楽をしたい、業務を効率化したい人がすぐに試すことができる具体的な関数とその活用法を紹介します。今回は、WORKDAY関数とDATEDIF関数に焦点を当てます。これらの関数を使いこなすことで、日付計算の効率が大幅に向上し、業務の生産性アップにつながります。

1. WORKDAY関数の応用テクニック

WORKDAY関数は、指定した日付から指定した営業日数だけ前後の日付を求める関数です。この関数を使いこなすことで、休日を除いた営業日ベースでの日付計算が簡単になります。

応用テクニック:
– 祝日リストを作成し、第3引数に指定することで、より正確な営業日計算が可能になります。
– WORKDAY.INTL関数を使用すると、週末の定義を自由に設定できます。例えば、金曜日と土曜日を週末とする国の営業日計算も可能です。

使用例:
=WORKDAY(A1, 10, 祝日リスト)
この式は、A1セルの日付から10営業日後の日付を計算します。祝日リストを考慮することで、より正確な結果が得られます。

2. DATEDIF関数の活用法

DATEDIF関数は、2つの日付の差を年、月、日単位で計算する関数です。この関数は非常に便利ですが、Excelのヘルプには記載されていないため、多くのユーザーに知られていません。

活用法:
– 社員の勤続年数計算
– プロジェクトの期間計算
– 年齢計算(生年月日から現在年齢を求める)

使用例:
=DATEDIF(A1, TODAY(), “Y”) & “年” & DATEDIF(A1, TODAY(), “YM”) & “ヶ月” & DATEDIF(A1, TODAY(), “MD”) & “日”
この式は、A1セルの日付から今日までの経過期間を「○年○ヶ月○日」の形式で表示します。

3. WORKDAY関数とDATEDIF関数の組み合わせ活用

これら2つの関数を組み合わせることで、より高度な日付計算が可能になります。

組み合わせ例:
– プロジェクトの実働日数計算
– 納期遅延の営業日ベースでの計算

使用例:
=DATEDIF(A1, WORKDAY(A1, B1), “D”)
この式は、A1セルの開始日からB1セルに指定された営業日数後の日付までの実日数を計算します。プロジェクトの実際の所要日数を把握するのに役立ちます。

Excel関数を使いこなすことで、複雑な計算も簡単に行えるようになります。WORKDAY関数とDATEDIF関数は、特に日付に関する計算で威力を発揮します。これらの関数を日々の業務に取り入れることで、作業効率が大幅に向上し、より多くの時間を創造的な業務に充てることができるでしょう。

関数の使い方に慣れてきたら、さらに複雑な条件分岐や、他の関数との組み合わせにも挑戦してみてください。Excelの可能性は無限大です。継続的な学習と実践を通じて、あなたのExcelスキルを磨き上げていってください。

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