技術的対策

リモートワークの強い味方!VPNと多要素認証で実現する堅牢なセキュリティ対策【実践ガイド】

# リモートアクセスのセキュリティ:VPNと多要素認証の組み合わせ

## すぐに実践できるセキュリティ対策

情報セキュリティに不安を感じているなら、今日からでも始められる対策があります。

**1. VPN※1サービスに登録して、自宅から会社のシステムにアクセスする際に使用する**
**2. スマートフォンに「Google認証器」や「Microsoft Authenticator」といったアプリをインストールして、多要素認証※2を有効化する**
**3. 月1回、自分が使用しているすべてのパスワードを確認し、複雑なものに変更する**

これら3つを実行するだけで、あなたのセキュリティ対策レベルは大きく向上します。では、なぜこれらの対策が重要なのか、詳しく説明していきます。

## ポイント1:VPNが必要な理由と導入のメリット

リモートワークが普及した今、自宅のWi-Fiを使ってインターネットに接続している方が大多数です。しかし、自宅のWi-Fiは思った以上にセキュリティが脆弱です。悪意のある人物は、公開されているWi-Fiネットワークに接続するだけで、あなたの通信内容を盗み見ることができるのです。

VPNとは、簡単に言えば「インターネット上の安全なトンネル」です。VPNを使うと、あなたの通信が暗号化※3され、第三者には内容が見えなくなります。銀行口座の情報やメールのパスワード、重要なビジネス資料など、すべての通信内容が保護されるわけです。

情報セキュリティ対策として、VPNの導入は非常に効果的です。料金も月額数百円から利用できるサービスが多く、費用対効果は優れています。

## ポイント2:多要素認証でパスワード盗難のリスク軽減

パスワードだけの認証は、もう時代遅れです。あなたのメールアドレスとパスワードが流出した場合、悪意のある人物は簡単にあなたのアカウントにアクセスできてしまいます。

多要素認証とは、複数の異なる方法であなたが本人であることを確認する仕組みです。例えば「パスワード+スマートフォンに届く確認コード」という組み合わせなら、パスワードが盗まれても、スマートフォンがなければアカウントにログインできません。

Google、Microsoft、Amazon、Apple、SNS系のサービスなど、ほぼすべての大手サービスが多要素認証に対応しています。今日から設定を変更することで、強力なセキュリティ対策を実現できるのです。特にリモートアクセスを行う際は、この多要素認証の設定が必須と言っても過言ではありません。

## ポイント3:VPNと多要素認証の組み合わせで最強のセキュリティを実現

セキュリティ対策の最大の効果は、複数の対策を組み合わせることで生まれます。VPNだけでも、多要素認証だけでも不十分です。しかし両者を組み合わせることで、攻撃者を何重にも防ぐことができるのです。

具体的には、VPNで通信内容そのものを保護しながら、多要素認証でアカウントへの不正アクセスを防ぐという仕組みです。これにより、仮に一つの防御が突破されても、他の防御がその脅威をブロックします。

リモートアクセスをする際は、このVPNと多要素認証の二つのセキュリティ対策を必ず組み合わせてください。あなたの会社の情報、家族の個人情報、金銭的な損失から身を守る投資として、最も効率的です。

※1 VPN:Virtual Private Network(仮想専用ネットワーク)。公開されたインターネット上に仮想的な専用線を作り、データを暗号化して通信する技術

※2 多要素認証:パスワードに加え、別の確認方法(スマートフォンへのコード送付など)を組み合わせた認証方式

※3 暗号化:データを第三者には読めない形に変換すること

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