# 中級者向け:すぐに試せるWEBSERVICE関数の活用法
“`
=WEBSERVICE(“https://api.example.com/data?key=value”)
“`
このシンプルな関数を使えば、Excelの中からWebサイトのデータを直接取得できます。例えば、株価情報や天気データ、顧客情報など、外部サイトの最新情報をセルに自動で反映させることが可能です。取得したデータは、さらにExcel関数で加工・分析できるため、手作業でのコピペ作業が大幅に削減されます。
—
## ポイント1:WEBSERVICE関数の基本理解と実践的な使い方
WEBSERVICE関数は、インターネット上のデータを直接Excelに呼び出す機能です。従来は、ブラウザでデータを見つけて、手動でExcelにコピーペーストするという非効率な作業が必要でしたが、この関数を使えば自動化できます。
中級者にとって重要なのは、単なるデータ取得ではなく「定期的な更新」です。例えば、営業報告に毎日の売上データが必要な場合、WEBSERVICE関数を組み込んでおけば、ファイルを開くたびに最新データが自動反映されます。これは業務効率化において非常に大きなメリットです。
ただし注意点として、この関数はJSON形式※やXML形式※のデータを取得するため、データソース側がこれらの形式に対応している必要があります。すべてのWebサイトに対応しているわけではないということを理解しておきましょう。
※JSON形式:データを構造化して表現する形式。スマートフォンアプリなど多くのWebサービスで採用されています。
※XML形式:タグを使用してデータを整理する形式で、専門的なデータベースで多く使用されます。
## ポイント2:他のExcel関数との組み合わせで活用範囲を広げる
WEBSERVICE関数の真価は、他のExcel関数と組み合わせた時に発揮されます。取得したデータを加工・分析するための関数との連携が不可欠です。
例えば、FILTERXML関数と組み合わせることで、膨大なWebデータから必要な情報だけを抽出できます。また、IF関数やVLOOKUP関数※と組み合わせれば、条件に応じた自動判定や、マスターデータとの照合も可能になります。
さらに実践的な例として、複数のWebサービスからデータを取得し、スプレッドシート全体で統合分析することも可能です。営業データと在庫データを異なるシステムから同時に取得し、販売機会を自動判定するといった応用も考えられます。
※VLOOKUP関数:別の表からデータを自動で検索して引き出す関数で、中級者には必須のExcel関数です。
## ポイント3:定期更新の自動化と業務効率化への実装
中級者として次に意識すべきは「時間軸」です。データは常に変動するものであり、静的なコピペでは対応できません。WEBSERVICE関数を使えば、ファイルを開く度、または設定した時間に自動更新されます。
これにより以下のような業務改善が実現します:
– **レポート作成時間の削減**:毎回のデータ取得作業が不要になり、分析に専念できます
– **人為的ミスの削減**:手作業がなくなるため、データ入力ミスが発生しません
– **リアルタイム意思決定**:常に最新データに基づいた判断が可能になります
ただし、外部サイトへのアクセス頻度が高まると、相手先に負荷がかかる可能性があるため、更新頻度の調整には気をつけましょう。また、ネットワーク環境に依存するため、オフライン環境では機能しない点も理解しておく必要があります。
—
WEBSERVICE関数は、単なるExcel関数ではなく、業務プロセス全体を変える可能性を持つツールです。中級者だからこそ、基本を正確に理解した上で、他のExcel関数との組み合わせによる応用を追求することが、本当の業務効率化につながるのです。Web連携という新たなスキルを手に入れることで、あなたの仕事の質は大きく向上するでしょう。





